New Features in MapleSim - High-Performance Multi-Domain Modeling and Simulation - Maplesoft
MapleSim の新機能
バージョン 2019



MapleSim 2019 では、性能の向上、モデリング範囲の拡大、および既存のツールチェーンへの接続方法の増加により、モデルから求めている答えを得られます


性能の向上

モデルの作成、シミュレーション、および解析に関して、MapleSim の速度が全面的に向上しました。

  • シミュレーション速度が向上しました。モデルを作成する際の拘束条件の処理がさらに効率化されたことにより、精度を損なうことなく、以前よりもコンパクトかつ高速なシミュレーションコードを生成できます。これはつまり、業界最先端を誇る MapleSim の処理速度がさら向上したことを意味しています。作業時間が短縮され、より多くのリアルタイムアプリケーションの実行が可能になりました。
  • エクスポートされたモデルがより短時間で実行されるようになりました。モデルのエクスポート中に生成されたコードは、組み込みコード生成プログラムを使用した場合でも、FMI、Simulink® などに特化したアドオンコネクタを使用した場合でも、同じ効率で実行されます。
  • 大規模モデルの応答性が向上しました。使用するコンポーネントやパラメータの数にかかわらず、より軽快にモデルの作成や操作を実行できます。大規模なパラメータのセットを扱う際には、よりはっきりと違いを実感できます。


モデリング範囲の拡大

新しい標準コンポーネントやアドオンコンポーネント、および外部ライブラリのサポートの拡張により、さらに多くのモデルをより迅速に作成できます。

新しいコンポーネント

MapleSim の標準ライブラリの多くに、新しいコンポーネントが追加されました。

  • 油圧ライブラリに、方向制御弁を含む絞りおよびバルブに関する 25 以上の新しいコンポーネントが追加されました。全体的な定式化も更新され、リアルタイムでのシミュレーションにおける数値の安定性が大幅に向上しました。
  • 電気ライブラリには、新しい多相センサ、追加の信号ブロックおよび電力変換器が追加されました。また、Modelica® の Spice3 ライブラリが追加され、SPICE ベースのモデルの MapleSim への統合がより簡単になりました
  • MapleSim に組み込まれた革新的なマルチボディモデリング技術に加え、MapleSim では Modelica Multibody Library もサポートするようになりました。これにより、Modelica ライブラリに組み込まれたマルチボディモデルをより簡単に MapleSim に取り込めるようになりました
  • MapleSim は Modelica Synchronous Library をサポートしています。そのため、このライブラリのコンポーネントを MapleSim に簡単に取り込むことができ、リアルタイムでのシミュレーションにおける柔軟性が向上します
  • MapleSim では Modelica Standard Library 3.2.3 を採用し、最新リリースを製品全体で活用しています。
  • アドオン製品 MapleSim Heat Transfer Library15 を超える新しいコンポーネントが追加され、新しい形状、境界条件、および可視化を定義できるようになりました

新製品MapleSim Engine Dynamics Library™ from Modelon

MapleSim Engine Dynamics Library from Modelon では、燃焼機関性能のモデリング、シミュレーション、および解析に特化したツールを使用できます。このアドオンコンポーネントはエンジンの過渡応答を表現する際に特に役立ちます。また、エンジン性能の解析、排気調査、制御開発、車両用電子制御装置の Hardware-In-the-Loop 検証などに使用できます。

  • 1 つのモデリングツールで、流体力学、熱力学、空気ガス交換、および燃焼機関機構のすべてに対応します。
  • エンジンの過渡応答や車両用電子制御装置 (ECU) の Hardware-In-the-Loop 検証を含む制御設計プロジェクトを簡単化します。
  • 排気流路、インタークーラ、ターボチャージャ、および排気再循環 (EGR) ループを解析します。
  • シリンダ、ターボチャージャ、熱交換器、センサ、流量修正などを含むさまざまなコンポーネントを使用して、簡単にモデルを作成できます。

接続性の拡充

MapleSim 2019 では、MapleSim とほかのツールチェーンを統合するための幅広い接続オプションがさらに強化されています。

  • インポートした FMU では、MapleSim の可変ステップソルバおよび固定ステップソルバを使用した実行が可能になり、ほかのシステムからインポートしたモデルを実行する際のシミュレーションオプションが充実しました
  • MapleSim FMI Connector のアドオンの拡張により、エクスポート時に FMI 2.0 可変ステップ Co-Simulation がサポートされるようになりました。これにより、アプリケーションに最適な可変ステップソルバまたは固定ステップソルバを使用して、MapleSim モデルをほかのツールに簡単にエクスポートできます
  • モンテカルロ解析、最適化、およびパラメータスイープで使用される解析アプリケーションの対話性能が向上しました。これにより、可視化を含む結果を CSV ファイルにエクスポートし、Excel® やその他のツールで使用できるようになりました。

新製品 B&R MapleSim Connector

新しいアドオン B&R MapleSim Connector ではオートメーションプロジェクトに強力なモデルベース機能が提供されました。B&R Automation Studio で作成された制御方式のテストや可視化、および SERVOsoft® で作成されたモータ、サーボ、およびギアボックスのサイズ決定のシミュレーションデータのエクスポートが可能です。機械装置の CAD 情報に基づいて、設計の力学をシミュレーションする MapleSim モデルを簡単に作成し、B&R Automation Studio からシミュレーションを実行できます。

  • CAD ファイルを使用して、MapleSim で機械装置の正確な動的モデルを作成し、設計における正確なトルクと負荷応答をシミュレーションできます。
  • MapleSim モデルの結果を SERVOsoft にエクスポートして、利用可能なモータやサーボ駆動の負荷要求に迅速に対応できます。
  • MapleSim モデルと CAD の可視化情報を B&R Automation Studio に直接インポートし、モデルに対する制御コードをテストしたり、機械装置の動作を 3-D アニメーションで表示できます。

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MapleSim 2017
MapleSim 2016.2
MapleSim 2016