補間フレームを用いた 3-D モデルのアニメーション
デフォルトでは、3-D アニメーションの各フレームは、シミュレーションエンジンが計算した時間サンプルを表しています。しかし、時にはフレーム間に補間フレームを挿入し、アニメーションを滑らかにしたい場合もあります(例えば、アニメーションを低速再生する場合や、毎秒 30 フレームより低い 3-D サンプリングレートを指定する場合)。補間フレームは、実際のシミュレーションによるフレームの間の遷移を、視覚的に滑らかにするためシミュレーションエンジンにより計算された中間値です。デフォルトでは、このオプションは無効になっています。
3-D サンプリングレート は、デフォルトでは動画アルゴリズムの最小条件である毎秒 30 フレームに設定されています。サンプリングレートをそれより低く設定すると、アニメーションは見た目がぎくしゃくすることがあります。補間機能を有効にすると、そのぎくしゃくした様子は改善されますが、補間された値は正確とは限りません。
3D 可視化とアニメーションにおいてシミュレーションエンジンが計算するフレームの最小数は、次のうちの大きい方となります。
(3D サンプリングレート) x ( )
または
(3D 再生時間 / ( )) x (3D サンプリング時間) x ( ))
ただし、( ) はシミュレーション時間で、シミュレーション終了時刻と同じ。
注意: 3D の補間オプションを使うと、より多くのフレームを「近似」することができますが、この追加のフレームはシミュレーションエンジンが認証するものではなく、動画の再生を滑らかにするだけのために生成されたものです。
補間フレームを用いてモデルのアニメーションを作成するには
1.
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メインツールバーから、[シミュレーション] ボタン () をクリックしてシミュレーションを実行します。
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2.
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[表示] メニューから、[フレーム補間] を選択します。
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3.
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3-D ワークスペース 下の 再生 ボタン () をクリックしてシミュレーションを再生します。これで、アニメーションは補間フレームを含むことになります。
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