plots[inequal] - 1 次不等式により定義される領域のプロット
使い方
inequal( ineqs, xspec, yspec, options )
パラメータ
ineqs - 1 個の不等式または 1 個の等式、または不等式と等式の集合
xspec - xvar = min_x..max_x
yspec - yvar = min_y..max_y
options - (オプション) 下記参照
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説明
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不等式は、2 個の未知数に関する 1 次不等式です。
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feasible region すべての不等式を満たす領域
excluded regions 少なくとも 1 つの不等式を満たさない領域
open lines 等号を除く不等号が成立する境界を表す
closed lines 角、そして等式が成立する境界を含む不等式の境界を表す
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これらの種類の要素それぞれのスタイルを個別に制御することができます。各オプションは、optionname = (プロットオプションの式列) の形をしています。オプション名には、optionsfeasible (可能), optionsexcluded (除外), optionsopen (開), optionsclosed (閉) があります。
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例
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with(plots);
inequal( { x+y>0, x-y<=1}, x=-3..3, y=-3..3 );
inequal( { x+y>0, x-y<=1}, x=-3..3, y=-3..3,
optionsexcluded=(color=blue,thickness=2) );
inequal( {a+b>3, 2*b-a<6, 3*a+2*b>5, -b+a<=8, 3*a+2*b>0},
a=-10..30, b=-10..15);
inequal( {b < 14, -5/2 < b, 0 < a, a < 22, 3-a-b < 0,
2*b-a-6 < 0, -b+a-8 <= 0},
a=-10..30, b=-10..15);
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以下の例において、等式による制約が、可能領域と除外領域の計算においては考慮されないことに注意して下さい。しかし、閉じた線の集合では考慮されています。
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inequal( { x+y>0, x-y<=1,y=2}, x=-3..3, y=-3..3,
optionsfeasible=(color=red),
optionsopen=(color=blue,thickness=2),
optionsclosed=(color=green, thickness=3),
optionsexcluded=(color=yellow) );
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