latex - LaTeX 2e で印刷するための出力ファイルの生成
使い方
latex(expr)
latex(expr, filename)
latex(expr, filename, 'append')
パラメータ
expr - 任意の式
filename - (オプション)出力を書き込むファイル名
append - (オプション)出力ファイルに上書きするのではなく、追加書き込みを行う
|
説明
|
|
•
|
latex 関数は、入力 expr を LaTeX 2e プロセッサで印刷するための出力を生成します。積分、極限、和、積、行列を整形する方法が組み込まれています。
|
•
|
数式の整形は一般に、CRC ハンドブックまたは数学関数ハンドブックにあるものが使われています。
|
•
|
expr が指定されたテーブルの場合、翻訳の前に評価されます。Procedure と module は自動で評価されません。
|
•
|
評価を避けるために、不活性関数 Sum, Int, Diff, Limit, Log を関数 sum, int, diff, limit, log の代わりに使うことができます。
|
•
|
名前 latex/functionname を用いて手続きを定義すれば、関数 latex が他のオブジェクトを整形できるように拡張することができます。latex 関数は、expr 中に functionname の呼び出しがあると、この手続きを呼び出します。詳細については、latex[functions] を参照して下さい。
|
•
|
latex コマンドの出力には、 latex の数式環境を呼び出すためのコマンドは含まれていないことに注意して下さい。
|
•
|
関数 latex は、出力を副産物として生成し、関数値として NULL を返します。従って、同上コマンド、 % および %% は LaTeX 出力を呼び戻すことはしません。
|
•
|
複数の引数を伴う呼び出しの場合、2番目の引数は文字列である必要があり、出力を書き出すファイル名として用いられます。このファイルは、3番目のオプションがない場合、上書きされます。3番目のオプションは append でなければならず、既にファイルが存在していれば、それに出力を追加書き込みします。
|
|
|
例
|
|
>
|
latex(x^2 + y^2 = z^2);
|
この出力結果をファイル LatexFile に書き込みます。
>
|
latex(x^2 + y^2 = z^2, LatexFile);
|
>
|
latex(Int(1/(x^2+1), x) = int(1/(x^2+1), x));
|
\int \! \left( {x}^{2}+1 \right) ^{-1}{dx}=\arctan
\left( x \right)
| |
|
|
Download Help Document
Was this information helpful?