回帰 (Regression) のオプション
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一般的なフィッティングのオプション
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output = solutionmodule オプションを指定すると、2 つのエクスポート Settings と Results を持つモジュールが返されます。各エクスポートは Settings または Solution の値を引数に取るプロシージャです。output オプションは以下の名前のうちの 1 つ (またはこれらの名前のリスト) を取ることもできます: AtkinsonTstatistic, confidenceintervals, CookDstatistic, degreesoffreedom, externallystandardizedresiduals, internallystandardizedresiduals, leastsquaresfunction, leverages, parametervalues, parametervector, residuals, residualmeansquare, residualstandarddeviation, residualsumofsquares, standarderrors, variancecovariancematrix。これらの名前は文字列としても扱うことができます。
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データ点に重みをつけます。k 個のデータ点がある場合は、weights オプションでは k 次元のベクトルを与えます。i 番目のデータ点は weights ベクトルのi 番目の値によって重み付けられます。対応するコマンドのヘルプページで説明したような、特殊なモデルを用いる場合を除いて、デフォルトでは、全てのデータ点は等しい重みを与えられます。全ての重みは正の値でなければなりません。
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線形フィッティングのオプション
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confidencelevel = realcons
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パラメータの信頼区間の計算に用いる信頼度を指定します。
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svdtolerance = realcons(nonnegative)
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特異値分解 (SVD) が実行されるかどうかを判断する許容誤差を設定します。このオプションは線形回帰コマンドにのみ用いることができます。通常 QR 分解を用いた手法が適用されます。系のランクが最大でなかった場合、特異値分解が行われます。svdtolerance の値が小さいほど、厳密な判定式が特異値分解に使われます。0.0 を設定すると、特異値分解は行われません。svdtolerance のデフォルト値は 1.0e-12 です。
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非線形フィッティングのオプション
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initialvalues = set(equation), list(equation), list(realcons), 'Vector'(realcons)
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初期点を与えます。通常、最もよく使われる入力形式である代数的形式が使用されたとき、初期点は等式 の集合またはリストで指定されます。演算子形式か行列形式が使用されるときは、値のリストかベクトルとして初期点が指定されます。
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modelfunctiongradient = list(procedure)
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モデル関数の勾配を指定します。このオプションは NonlinearFit コマンドの行列形式にのみ使われます。勾配は、j 番目のプロシージャがモデル関数の j 番目のパラメータの与えられたデータ点における導関数を計算する、プロシージャのリストとして表されます。各プロシージャの形式は残差で使われる形式と同じです。詳しい情報は、Statistics/NonlinearFitMatrixForm を参照してください。
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parameternames = list(name)
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モデル関数のパラメータ名の順番を指定します。この記述は standarderrors や parametervalues などの、ベクトルの結果内での値の順番を指定します (回帰のコマンドで出力される結果に関する詳しい情報は、Statistics/Regression/Solution を参照してください)。
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parameterranges = list(name=range), list(range) or [Vector, Vector]
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各パラメータについて、取り得る値の範囲を設定します。入力が代数的形式のときは、パラメータ範囲は、nm をパラメータ名、r をその範囲とする nm=r の形式の式のリストで与える必要があります。入力が演算子形式のときは、パラメータ範囲は、パラメータの個数を m とし、ちょうど m の範囲のリストとして与える必要があります。範囲の順番はモデル関数を表すプロシージャで指定したパラメータの順番と一致する必要があります。入力が行列形式のときは、パラメータの範囲はそれぞれ次元が m の 2 つのベクトルで表されます。1 つ目のベクトルがパラメータの下限、2 つ目が上限を表します。
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