Matlab[FromMFile] - Matlab の .m ソースコードファイルから Maple コードへの変換
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使い方
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FromMFile(mfile)
FromMFile(mfile,mplfile)
FromMFile(mfile,mwfile)
FromMFile(mfile, ..., evaluate = false )
FromMFile(mfile, ..., overwrite = true )
FromMFile(mfile, ..., path = [paths] )
FromMFile(mfile, ..., string = false )
FromMFile(mfile, ..., worksheet = false )
FromMFile(mfile, ..., AddTranslator = false )
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パラメータ
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mfile
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.m ソースファイルを指定する文字列
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mplfile
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(オプション) ターゲットのコマンドファイル (.mpl) を指定する文字列
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mwfile
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(オプション) ターゲットのワークシートファイル (.mw) を指定する文字列
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evaluate
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(オプション) 真 / 偽 (デフォルトは偽 (false) です。)
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overwrite
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(オプション) 真 / 偽 (デフォルトは真 (true) です。)
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path = paths
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(オプション) 文字列または文字列のリスト
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string
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(オプション) 真 / 偽
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worksheet
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(オプション) 真 / 偽
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AddTranslator
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(オプション) 真 / 偽
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説明
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FromMFile は Matlab の .m ファイルを同等の Maple 入力に変換します。変換された出力の形式は 1 つまたは複数のオプションパラメータで制御されます。
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与えられた引数が 1 つのみの場合、FromMFile はコードの変換を表示してからそれを評価します。evaluate オプションを指定すると、最初のコード変換を表示せずに変換されたコードを実行します。string オプションを指定すると、変換後のコードはパースされていない文字列になります。変換されたコードは、評価する前に見直すことが推奨されます。
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FromMatlab への 2 つ目の引数は出力ファイルの名前です。出力ターゲットには Maple ワークシート (.mw) または Maple コマンドファイル (.mpl) を指定できます。ワークシートファイルは Maple の GUI からファイル > 開くと選択して開けます。コマンドファイルは Maple の read コマンドを使用して実行できます。
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2 つ目の引数が .mw で終わるファイル名の場合、出力フォーマットは Maple の xml ワークシート形式であると見なされます。.mw 以外で終わる名前のファイルにワークシートを書き込むには、worksheet オプションを使用します。同様に、拡張子が .mw のコマンドファイルに書き込むには、worksheet = false を使用します。ただし、これは推奨されません。
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デフォルトでは、overwrite は真 (true) に設定されています。したがって、ターゲットの mwfile または mplfile が既存ファイルである場合、これらは警告なしに上書きされます。既存ファイルの上書きを無効にするには、overwrite = false と指定します。
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FromMFile は現在のファイルで参照されているが別のファイルに実装されている関数を識別します。以下の 2 つのファイルを想定します。
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% file r1.m: reference example 1/2
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function [r] = r1( a, b )
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r = r2(a) r3(b)
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% file r2.m: reference example 2/2
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function [r] = r2( a )
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r = 2a
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FromMFile("r1.m",string) を実行すると、r2も同じパスで変換されることが確認できます。path オプションはトランスレータが現在の .m ファイルで参照されているコマンドを実装する .m ファイルを検索する場所を制御します。デフォルトでは、mfile が格納されているディレクトリが検索パスです。path=[] と設定すると、トランスレータによる他のファイルの検索は行われません。path= をリストにすることにより、1 つまたは複数のディレクトリを指定できます。
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AddTranslator オプションが false (偽) に設定されている場合、トランスレータは AddTranslator 拡張機構を省略し、Matlab のファンクションコールの意味の解釈を試みず、一般的な Maple 構文への変換を行います。
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Matlab から Maple への変換の追加事項については、FromMatlab を参照してください。
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この関数は Matlab パッケージの一部であるため、short form (短形式) FromMFile(..) での使用はその前に with(Matlab) コマンドが実行されている場合に限ります。ただしコマンドを long form (長形式) (Matlab[FromMFile](..)) で使用すれば、いつでもアクセス可能です。
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例
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| (4.1) |
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| (4.2) |
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Evaluating:
r1 := proc( a, b )
local r;
# file r1.m ?FromMfile function reference example 1/2
r := r2(a) . r3(b);
return r;
end proc;
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| (4.3) |
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| (4.4) |
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