SampleSolutions コマンドは与えられた点でシステム

のパラメータを評価した場合に得られる実数解を計算します。

output=interval オプションが指定されている場合、解は variable=number か、variable=[number,number] の形式の方程式のリストリストとして返されます。

点は下記 3 つの方法で指定できます：

parameter=rational number の形式の方程式のリスト s を使用した方法

有理数のリスト p を使用した方法。この場合、m:-Parameters における  番目のパラメータはすべての  に対して  に置き換えられます。

セルインデックス k を使用した方法。この場合、点は m:-SamplePoints の  番目のサンプル点を指します。

オプションの引数が指定されている場合、それらは直接 RootFinding[Isolate] に渡されます。 

このコマンドは RootFinding[Parametric] パッケージの一部であるため、SampleSolutions(..) 形式での利用はその前に with(RootFinding[Parametric]) コマンドが実行されている場合に限ります。ただしコマンドをロングフォーマット RootFinding[Parametric][SampleSolutions](..) で指定すると、いつでも利用可能です。

with(RootFinding[Parametric]):

m:=CellDecomposition([x^2+y^2=a,x-y=b,a>0],[x,y]):

m:-SamplePoints;

SampleSolutions(m, [a=1,b=-1]);

SampleSolutions(m, [1,-1]);

SampleSolutions(m, 2);

SampleSolutions(m,[a=1,b=-1],output=interval);

SampleSolutions(m, [1,1/2], digits=15);