DynamicSystems[Chirp] - 余弦波の生成
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使い方
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Chirp( )
Chirp(yht, f0, k)
Chirp(yht, f0, k, t0, y0, opts)
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パラメータ
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yht
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(optional) algebraic; 余弦波の高さ。デフォルトは 1 です。
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f0
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(optional) algebraic; 波形の開始周波数。デフォルトは 1 です。
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k
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(optional) algebraic; 時間とともに周波数を変化させるための線形係数。デフォルトは 1 です。
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t0
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(optional) algebraic; 余弦波開始点までの時間。デフォルトは 0 です。
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y0
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(optional) algebraic; 初期値。デフォルトは 0 です。
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opts
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(optional) option = value の形式の方程式; Chirp コマンドのオプション値
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説明
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Chirp コマンドは時間とともに周波数が線形に変化する線形余弦波を生成します。
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デフォルトでは、Chirp は波形の式を返します。discrete オプションが true の場合、Chirp はデータ点の Vector を返します。
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オプションパラメータ yht は信号の高さを指定します。デフォルトは 1 です。
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オプションパラメータ f0 は波形の開始周波数を指定します。デフォルトは 1 です。f の単位は hertz オプションパラメータに true が設定されていない限り、ラジアン/秒です。 hertz が true の場合は単位が hertz になります。
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オプションパラメータ k は時間とともに変化する周波数の変化率を指定します。デフォルトは 1 です。瞬時周波数は f0 + k*(t-t0) になります。
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オプションパラメータ t0 は波形の開始時間を指定します。デフォルトは 0 です。
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オプションパラメータ y0 は垂直オフセットを指定します。デフォルトは 0 です。.
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オプション
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opts 引数は option = value 形式で指定する任意の引数で、option には以下に説明されている名前のいずれかを指定できます。これらの引数はキーワードパラメータで、方程式の左辺がキーワード、右辺がその値です。各キーワードパラメータにはパラメータが渡されない場合に使用する初期値が割り当てられています。
以下は各キーワードパラメータの説明です。各説明の 1 行目は左辺にキーワード、右辺に値の型で引数の形式を示しています。真偽 (truefalse) 型の場合、キーワードのみを渡すことは真 (keyword = true) を渡すことに相当します。
波形のサンプルを含む Vector を出力として指定します。波形のサンプル値がベクトルの要素になります。ベクトルに含まれる要素の数は samplecount で与えられます。i 番目の要素には t=(i-1)*sampletime 時間にサンプリングされた波形の値が入ります。デフォルトは DynamicSystems[SystemOptions] の discrete の値です。
出力 Vector に含めるサンプルの数を指定します。discrete オプションとともに使用します。デフォルトは DynamicSystems[SystemOptions] の samplecount の値です。
出力 Vector に含めるサンプルのサンプリング間隔を指定します。discrete オプションとともに使用します。デフォルトは DynamicSystems[SystemOptions] の sampletime の値です。
周波数の単位に hertz (回/秒) を指定します。指定されていない場合、周波数の単位はラジアン/秒になります。デフォルトは DynamicSystems[SystemOptions] の hertz の値です。
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例
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