シミュレーションにおけるパラメータおよび変数の詳細設定の利用
モデルのトップレベルの 主サブシステムデフォルト設定 ウィンドウから、パラメータを追加し、そのデフォルト値を設定してサブシステムを定義します。また別の方法として、インスペクタ タブの パラメータ詳細設定 と 変数詳細設定 の両ツールよりサブシステムのパラメータや変数、サブシステム内コンポーネントの初期条件を直接設定する方法もあります。これらの方法で、デフォルト値をオーバーライドすることができます。
モデルを構築するとき、パラメータ詳細設定 および 変数詳細設定 から、選択されたサブシステムコンポーネントのデフォルト値を、全体の共有されたサブシステム変数を変更することなく、サブシステムのコピーを直接変更することによりオーバーライドすることができます。サブシステムのパラメータや変数、サブシステム内コンポーネントの初期条件を直接設定し、同じモデルに対し多数の初期条件を使用することもできます。
「パラメータ化」機能を用いれば、オーバーライド値をパラメータに格上げすることができます。こうすると、その変更は共有サブシステムのすべてのコピーに適用され、デフォルト値となります。パラメータ化は、いつでも取り消すことができます。
パラメータ詳細設定
パラメータ詳細設定 により、選択されたサブシステムコンポーネントのデフォルト値をオーバーライドすることができます。必要であれば、パラメータ化機能を用いてオーバーライド値をパラメータに格上げさせることもできます ()。つまり、ひとつのサブシステム内のコンポーネントに対するオーバーライドを、他のサブシステムからも見えるパラメータに変換できるのです。
変数詳細設定
変数詳細設定 により、サブシステムコンポーネントの初期条件を指定できます。変数詳細設定 を選択すると、サブシステムの設定可能コンポーネントすべてに対して初期条件フィールドが表示されます。
詳細は、ユーザマニュアルの パラメータ詳細設定と変数詳細設定の利用 をご覧ください。
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