プロットウィンドウ・レイアウトの作成
プロットウィンドウは、シミュレーション実行時に表示されるプロット表示オプションの集まりです。[プロット] タブを用いて、デフォルトのプロットウィンドウに他の属性を追加してカスタマイズすることができます。プロットウィンドウのレイアウトを複数作成しておいて、シミュレーション実行時に使用したいものを選択することもできます。
たとえば、複数の式をあるグラフにプロットしたり、カスタムタイトルを表示したり、式をプロットする軸を指定したプロットウィンドウ・レイアウトを作成できます。詳細は、MapleSim User's Guide 内、第 4 章 モデルのシミュレーションと可視化 の プロットウィンドウのカスタマイズ をご覧ください。
注意: プロットウィンドウ・レイアウトは保存できません。MapleSim でそのとき開いているモデルのシミュレーションでしか使用できません。
プロットウィンドウ・レイアウトの作成
1.
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モデルを作成し、そのモデルにプローブを付けます。
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2.
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[パラメータ] ペインの [プロット] タブをクリックしてください。ここからプロットウィンドウの表示オプションを設定します。
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3.
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ドロップダウンメニューから [ウィンドウを追加] を選択してください。[プロットウィンドウを作成] ダイアログボックスが表示されます。
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4.
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プロットウィンドウの固有の名前を入力し、[OK] をクリックします。これで、レイアウトとプロットウィンドウ・レイアウトの表示オプションを指定できます。
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5.
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プロットウィンドウに表示すべきセクション数を 列 フィールドに入力し、Enter を押します。
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6.
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例えば、値 3 を指定すると、プロットウィンドウはそれぞれ異なるグラフを表示することができる 3 つの領域を含むことになります。ペイン上部のグリッドはプロットウィンドウにおけるグラフのレイアウトを表しており、各セルはグラフを表示できる領域を表します。
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7. グリッドで、表示オプションを設定したいプロットウインドウ領域に対応するセルの [空] の文字をクリックしてください。下の例では、プロットウィンドウの左に表示されるグラフのオプションを設定するために、左のセルを選択します。
セルをクリックしたら、以下のフィールドが表示されます。これらのフィールドを用いてプロット領域の表示オプションを設定できます。
8. (オプション) [タイトル] フィールドに、グラフのタイトルを記入してください。
9. (オプション) X 軸 および Y 主軸 のドロップダウンメニューより、各軸で表したい式を選択してください。これらのメニューには、モデルワークスペースで選択したプローブ値が表示されます。次の例では、x 軸で t を表し、y 軸で Probe2:Speed を表します。
10. 他のプロットウィンドウ領域の表示オプションを設定するには、グリッドの他のセルを選択し、ステップ 7 から 9 を繰り返してください。
これで、設定したプロットウィンドウ・レイアウトを用いてモデルのシミュレーションを行うことができます。詳細は、シミュレーションでプロットウィンドウ・レイアウトを使用する をご覧ください。
ヒント: 特定の軸、または y 副軸で複数の式を表したい場合は、Y 主軸 または Y 副軸 の下の [変数を追加] をクリックし、ドロップダウンメニューより追加する値を選択してください。
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