モデルへのプローブの追加
モデルにプローブを追加すると、コンポーネントや接続における距離・体積・圧力などの様々な数量について、計測、グラフ表示、特定情報の取得などを行うことができます。プローブは、計測する数量に影響を与えません。プローブは、コンポーネントの接続線、コンポーネントポート、時にはコンポーネントに直接設置できます。プローブを配置したら、シミュレーショングラフに数量を追加できます。また、プローブはモデルの一部として保存することもできます。
モデルのシミュレーションを行った後、同じプローブまたは他のプローブの異なる数量に対するシミュレーション結果を見ることができます。詳細は、モデルのシミュレーション後、拡張シミュレーション結果を表示する をご覧ください。
注意: モデルには少なくともひとつ数量を設定したプローブが無いとシミュレーションは失敗します。
プローブを取り付ける方法は二つあります。モデルワークスペース・ツールバー から取り付ける方法と、コンポーネントまたは接続に直接取り付ける方法です。
モデルワークスペース・ツールバーからモデルにプローブを取り付ける
1.
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モデルワークスペース・ツールバーのプローブボタン () をクリックします。
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2.
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モデルワークスペースで、プローブを取り付けたい接続線またはコンポーネントポート上にマウスポインタを移動します。線またはプローブがハイライトされたら、1 回クリックしてプローブ「センサー」を取り付けます。
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3.
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プローブ「インジケータ」を適当なところまでドラッグし、1 回クリックします。
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コンポーネントまたは接続に直接プローブを取り付ける
1.
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モデルワークスペースで、プローブ「センサー」を取り付けたい接続線、コンポーネント、コンポーネントポートの何れかの上にマウスポインタを移動します。その線、コンポーネント、ポートがハイライトされたら、右クリック(Macintosh では Control-クリック)します。すると、選択リストが表示されます。
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2.
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リストから、プローブ取り付け を選択します。プローブ「センサー」が、接続線、コンポーネント、またはコンポーネントポートに取り付けられます。
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3.
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プローブ「インジケータ」を適当なところまでドラッグし、1 回クリックします。
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注意: 場合により、プローブをポートに取り付けるよりもコンポーネントに直接取り付けた方が数量の選択肢が多いことがあります。
シミュレーショングラフ用の数量の設定
1.
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モデルワークスペースのプローブ「インジケータ」をクリックします。
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モデルワークスペース右の インスペクタ タブで、シミュレーショングラフに入れたい数量を選択してください。
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3.
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(オプション) プローブの固有名を表示するには、インスペクタ タブ上部のフィールドに新しい名前を入力し、Enter を押します。
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4.
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(オプション) 数量の固有名を表示するには、数量の隣のフィールドに新しい名前を入力し、Enter を押します。
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