理想ダイオードコンポーネントは、ヒートポート接続がある場合と無い場合の二通りのモデルとして設定できます。ヒートポートがある場合は、コンポーネントからの電力損失に等しい熱流がヒートポートを流れます。上記の二つのアイコンは、本コンポーネントが取りうる二通りの状態を表します。Use Heat Port パラメータを false にすると、ヒートポートは無効となりコンポーネントのアイコンに表示されなくなります。Use Heat Port パラメータを true にすると、ヒートポートは有効となりコンポーネントのアイコンに表示されます。
理想ダイオードコンポーネントは、オン状態の抵抗が で、オフ状態のコンダクタンスが であるようなダイオードのモデルです。このコンポーネントでは、次に示す部分ごとの式を使用します。
理想ダイオードコンポーネントは、ヒートポート接続がある場合と無い場合の二通りのモデルとして設定できます。ヒートポートがある場合は、コンポーネントからの電力損失に等しい熱流がヒートポートを流れます。上記の二つのアイコンは、本コンポーネントが取りうる二通りの状態を表します。Use Heat Port パラメータを false にすると、ヒートポートは無効となりコンポーネントのアイコンに表示されなくなります。Use Heat Port パラメータを true にすると、ヒートポートは有効となりコンポーネントのアイコンに表示されます。
接続
名前
|
説明
|
p
|
正のピン
|
n
|
負のピン
|
heatPort
|
ヒートポート
|
|
|
変数
記号
|
単位
|
説明
|
|
|
コンポーネントの電圧
|
|
|
コンポーネントを流れる電流
|

|
|
コンポーネントの電力損失に依存するヒートポートからの熱流
|
|
|
パラメータ
記号
|
デフォルト
|
単位
|
説明
|
ID
|
|
|
|
オン状態の抵抗
|
Ron
|
|
|
|
オフ状態のコンダクタンス
|
Goff
|
|
|
|
順方向の閾値電圧
|
Vknee
|
理想ダイオードコンポーネントは、ヒートポート接続がある場合と無い場合の二通りのモデルとして設定できます。ヒートポートがある場合は、コンポーネントからの電力損失に等しい熱流がヒートポートを流れます。上記の二つのアイコンは、本コンポーネントが取りうる二通りの状態を表します。Use Heat Port パラメータを false にすると、ヒートポートは無効となりコンポーネントのアイコンに表示されなくなります。Use Heat Port パラメータを true にすると、ヒートポートは有効となりコンポーネントのアイコンに表示されます。
|
false
|
-
|
ヒートポートを有効にするか無効にするか指定します。
•true: ヒートポートを有効にする。コンポーネントのアイコンにヒートポートが表示され、ヒートポートを他のコンポーネントに接続できる。
•false: ヒートポートを無効にする。コンポーネントアイコンにヒートポートは非表示。
|
useHeatPort
|
|
|
|
Use Heat Port パラメータが false のときの一定デバイス温度
|
T
|
|
|
初期条件
記号
|
デフォルト
|
単位
|
説明
|
ID
|
|
-
|
|
二つのピンの間の電圧降下
|
v(0)
|
|
-
|
|
ピン からピン に流れる電流
|
i(0)
|
|
-
|
|
ヒートポートを通してコンポーネントから失われる電力損失
|
LossPower(0)
|
|
-
|
K
|
ヒートポートの温度
|
TheatPort(0)
|
|
true
|
-
|
スイッチ状態
|
off(0)
|
|
|
関連項目
ダイオード(単相システム)
アナログ電気コンポーネント
この記述に出てくるコンポーネントは Modelica Standard Library のものです。著者や著作権の情報を含む元の文書を閲覧するには、ここ をクリックしてください。
|
Download Help Document
Was this information helpful?