並進位置
位置の強制
並進位置コンポーネントは、入力信号に基づき の 1-D の並進を強制します。
exact パラメータが true のとき、目標位置は厳密な値として扱います。これは、入力信号が二回微分方程式の解である場合にしか利用できません。
exact パラメータが false のときは、目標位置にフィルターをかけ、フィルタされた曲線の二回微分を使ってフランジの目標加速度を計算します。この二回微分は数値微分法で計算するのではなく、フィルタの適切な実現によって得られます。フィルタとしては二次のベッセルフィルタを使います。遮断周波数(カットオフ周波数)はパラメータ で指定しますが、信号の主要低周波数よりも高く設定しなければなりません。
![s = s[flange]-piecewise(useSupport = true, s[support], 0)](/support/helpjp/helpview.aspx?si=2814/file01814/math74.png) 
接続
名前
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説明
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ID
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support
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コンポーネントの支持・ハウジング
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support
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右駆動フランジ。フランジ軸は、切断面から外向き。
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flange
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入力信号
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s_ref
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変数
記号
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単位
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説明
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ID
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位置
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flange.s
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目標位置
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support.s
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位置
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s
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加速度
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a
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速度
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v
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パラメータ
記号
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デフォルト
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単位
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説明
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ID
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Use Support Flange
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exact パラメータが false のときは、目標位置にフィルターをかけ、フィルタされた曲線の二回微分を使ってフランジの目標加速度を計算します。この二回微分は数値微分法で計算するのではなく、フィルタの適切な実現によって得られます。フィルタとしては二次のベッセルフィルタを使います。遮断周波数(カットオフ周波数)はパラメータ で指定しますが、信号の主要低周波数よりも高く設定しなければなりません。
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-
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機械並進ポートが on か off かを表します。
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true - 並進ポートをオンにする。コンポーネントのアイコンに並進ポートが表示され、ポートから他のコンポーネントに接続できる。
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false - 並進ポートをオフにする。コンポーネントのアイコンに並進ポートは表示されず、入力信号がそのままフランジポートの位置として出力される。
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useSupport
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-
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許される値:
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exact
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exact パラメータが false のときの入力信号フィルタの遮断周波数
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f_crit
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初期条件
記号
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単位
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説明
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ID
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スタート位置
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s_0
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の絶対速度
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v_0
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の絶対加速度
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a_0
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定数
記号
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値
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単位
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説明
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1.3617
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ベッセルフィルタ係数
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0.6180
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ベッセルフィルタ係数
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自然単位系で表した遮断周波数
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関連項目
並進運動ドライバ
1-D メカニカル概要
信号ブロック概要
この記述に出てくるコンポーネントは Modelica Standard Library のものです。著者や著作権の情報を含む元の文書を閲覧するには、ここ をクリックしてください。
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