Translational Hardstop (並進運動停止機構)
運動を設定された一定の長さに制限する双方向の並進運動機構です。
Translational Hardstop コンポーネントは、運動を設定された一定の長さ (b) に制限する双方向の並進運動機構を表します。機構は並進運動域の中央にあることを前提としています。つまり、緑で塗りつぶされたコネクタ ( ) は隙間の中央に取り付けられ、輪郭線が緑で、中が白で塗りつぶされたコネクタ ( ) は、前後に運動するフレームに取り付けれているとします。
Hardstop (停止機構) は、固いスプリング-ダンパーとしてモデル化すると、コンポーネントパラメータの剛性係数 (c) および減衰係数 (d) を使用して機構の弾性を制御することができます。
このコンポーネントには次の等式が成り立ちます。
接続
名前
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説明
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左の駆動フランジ。フランジ軸は切断面に対して内向きです。
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左の被駆動フランジ。フランジ軸は切断面に対して外向きです。
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変数
記号
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単位
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説明
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ID
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の絶対位置で、
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phi_x
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に対する の相対位置
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phi_rel
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に対する の相対速度
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w_rel
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における並進運動力で、
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flange_x.tau
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における並進運動力
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tau
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パラメータ
記号
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デフォルト
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単位
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説明
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ID
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機構の両端間の総距離
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b
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バネ定数。ゼロより大きい値である必要があります。
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c
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減衰定数
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d
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参照
共通並進コンポーネント
1-D メカニカルの概要
このトピックで説明したコンポーネントの出典は Modelica Standard Library です。著作権情報およびオリジナル文献を参照するには ここ をクリックしてください。
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