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はじめに
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MapleSim™ Connector for LabVIEW® and NI VeriStand™ Software では、動的システムモデルを作成し、そのモデルを External Model Interface (EMI) ブロックまたは Simulation Interface Toolkit (SIT) ブロックとして National Instruments™ (NI) LabVIEW へエクスポートする、または VeriStand™ 用のモデルとしてエクスポートするために必要なツールを揃えています。MapleSim でモデルを作成し、Maple でさまざまな解析ツールを使用して簡略化した後、LabVIEW または NI VeriStand ツールチェーンに組み込み可能な virtual instrument (VI) を生成することができます。
また、これらのツールを使用すると、Mapleで原理から作成した数学モデルを VI としてエクスポートすることもできます。
さらに、各種オプションを指定して Maple の C コード生成機能を使用すれば、MapleSim モデルのコードライブラリを作成して、それを他のアプリケーションに実装することもできます。
主な機能は次のとおりです。
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Maple テンプレートにより、わかりやすいユーザーインターフェイスを使用して MapleSim モデルを最適化し、LabVIEW もしくは NI VeriStand 用 dynamic-link library (.dll) ファイルを生成することができます。
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様々な例題を通して、モデルを作成してエクスポートする方法が確認できます。
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Maple 環境で原理から数学モデルの VI を開発するコマンドと、その手順を説明する例題が用意されています。
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LabVIEW や NI VeriStand 用 .dll ファイルを開発するための LabVIEWConnector パッケージのコマンドを使用することができます。
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サポートするモデルの範囲
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包括的なモデリングツールである MapleSim では、現在のバージョンの MapleSim Connector for LabVIEW and NI VeriStand Software の範囲を越えるモデルが作成される場合があります。通常、MapleSim Connector for LabVIEW and NI VeriStand Software は、システムの動作が連続的であればどのようなインデックス、ドメインの組み合わせの DAE (微分代数方程式) のシステムを含め、あらゆる複雑度のシステムをサポートしています。不連続な動作を含むシステムの場合は、離散変換、スイッチ、論理ゲート、関係演算やブール演算など、どのようなタイプのシステムであっても現行バージョンではサポートしていません。
連続的なエンジニアリングコンポーネントと信号コンポーネント以外には、ルックアップテーブルのほか、区分関数などの不連続な演算を使用しないカスタムコンポーネントもサポートしています。
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動作環境
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インストール手順および動作環境の詳細については、製品 メディア内の Install.html ファイルを参照してください。
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