Maple オブジェクトの例
数学の問題を解く際には、これらの Maple オブジェクトを必要とするかもしれません。
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式列
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式列とは、コンマで区切られた Maple 式のグループです。式列では、要素の順番と繰り返しの回数が保たれます。
| (1.1) |
詳細については、式列を参照して下さい。
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リスト
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リストとは、コンマにより区切られ、かぎ括弧で囲まれたオブジェクトの集まりのことです。リスト中に含まれている項目の順番と繰り返しの回数は保たれます。結果として、そのリストから特定の要素を取り出すことができます。
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marks := [92,86,91,76,83,88,85,90,88,79,81];
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| (2.1) |
| (2.2) |
詳細については、集合とリストを参照して下さい。
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集合
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集合とは、ブレース括弧により囲まれたオブジェクトを集めたものです。集合の中では、順番も繰り返しの回数も保存されません。したがって以下の3つの集合は同値になります。
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{a,b,c},{c,a,b},{a,a,b,c,a};
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| (3.1) |
詳細については、集合とリストを参照して下さい。
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Array
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Array (配列)とは、それぞれがリスト中での位置を表す正の整数 (添字) と関連付けられた、複数の項目からなるリストと類似しています。以下は、2 のベキ乗からなる配列です。
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powers_of_two:= Array( 1..4, [2,4,8,16] );
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| (4.1) |
| (4.2) |
詳細については、Arrayを参照して下さい。
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テーブル
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テーブルは、配列に類似していますが、添字として整数だけでなく何でも許されます。
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translate:= table([one=eins, two=zwei, three=drei]);
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| (5.1) |
| (5.2) |
詳細については、テーブルを参照して下さい。
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文字列
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文字列とは、それ自身以外の意味を何ら持たない、文字の並びのことです。文字列は、1 対になったダブルクォートの中に文字の並びを囲むことにより作られます。
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astring:="This is a string.";
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| (6.1) |
| (6.2) |
詳細については、文字列を参照して下さい。
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参照ページ
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