Maple 13 のおけるグラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) の変更点
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このページでは、以下の新機能や更新された GUI 機能の概要を説明します。以下の機能はスタンダードインターフェイスでのみ利用可能です。
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Maple ポータル
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MaplePortal は、Maple の全ユーザー向けのスタート地点として機能します。Maple ポータルには、プロット作成やデータ操作などのトピックに関する、10 項目の新規チュートリアルが追加されています。このポータルから、エンジニア、学生、数学指導者向けの詳細な情報を盛り込んだページへ移動します。
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PDFへのエクスポート
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Export as PDF 機能により、ワークシートファイルを PDF ドキュメントにエクスポートできるようになりました。テキストのエクスポートをグラフィック形式(印刷物に適しています)で行うか、適切なフォント仕様を伴うテキスト形式で行うか、選択が可能です。後者は、ファイルサイズが小さくなり、テキスト検索機能をサポートする PDF ビューワを使用すれば、テキスト検索が可能となります。このオプションは、[Options]ダイアログで設定することができます。
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DynamicSystems コンテキスト メニュー
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context-sensitive menu のDynamicSystems により、コンテキストに応じたメニューを通じて、 DynamicSystems パッケージからコマンドの多くを適用することができます。DynamicSystems コンテキストメニューは、システム作成(System Creation)、変換(Conversion)、操作(Manipulation)、プロット作成(Plotting)の 4 種類のサブメニューで構成されています。コマンドは各サブメニューと関連付けられており、システムオブジェクトの作成、異なる等式および行列表示間での変換、システムの力学の分析、多様な入力に対する振動数、インパルス、および、システム応答特性のプロットの入手が可能となっています。
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新しいチューター
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数値解析および複素変数向けの新しいチューターが利用できるようになりました。
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以下の数値解析チューターは、初期値問題および反復線形代数を確認するための対話形式の操作方法を説明します。該当チューターは:オイラー(Euler)チューター、初期値問題(Initial Value Problem)チューター、反復公式(Iterative Formula)チーター、行列分解(Matrix Decomposition)チューターです。
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複素演算(Complex Arithmetic)チューター、共役調和(Harmonic Conjugate)チューター、分岐線法(Branch Cuts)チューターなどの複素変数チューターを使用して、複素変数のプロパティを確認します。
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タスクテンプレート
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ベクトル解析 – 2-D および 3-D 座標系の座標属性の設定用テンプレート、2-D および 3-D 領域にわたる関数を積分する多重積分テンプレート、改良された表面積分テンプレート、改良されたフラックスの積分用テンプレートなど、新たに30個のテンプレートが追加されました。
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線形代数 - 構文を使用せずに利用可能な10個の視覚化テンプレートがStudent Linear Algebra パッケージの視覚化コマンドに新たに追加されました。
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Help On コンテキスト メニュー
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コンテキストに応じた(context-sensitive)メニュー項目から、ヘルプシステムに直接アクセスできるようになりました。ワークシート内でコマンドまたは ヘルプシステムが認識する単語をクリックする際に、 [F2] ( Macintosh の場合は Control+? ) を押して、直接該当トピックのヘルプページへ移動することができます。あるいは、項目をクリックし、コンテキストメニューから [Help On Command]を選択することも可能です。詳細については、 Help On を参照してください。
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等式操作アシスタント
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等式操作機能により、等式の一連の演算を対話形式で実行できます。このアシスタントは、旧バージョンではコンテキストメニューから利用できましたが、新たにアシスタントメニューからも利用可能になりました。詳細については、 Equation Manipulator を参照してください。
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ワークシート移行アシスタント
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Worksheet Migration アシスタントにより、.mws 形式(クラッシック Maple) で記述された大量のワークシートを、まとめて .mw 形式(スタンダード Maple)に変換することができます。.mws ファイルのフォルダを指定するか、あるいは、.mws の付くファイル名を含むリストをテキストで入力して、変換するファイルを選択することができます。変換プロセスにおいては、新たに作成された .mw ファイルの出力先となるフォルダの指定が可能です。移行プロセスの一部として、Maple 入力を 2-D math に変換するオプションもあります。アシスタントメニューからワークシート移行アシスタントを利用します。
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ユーザーマニュアルおよびプログラミングガイド
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Maple のマニュアルはすべて、ヘルプシステムから参照します。Maple Introductory and Advanced Programming Guides がヘルプシステムから利用できるようになりました。さらに、Maple Getting Started Guide および Maple ユーザーマニュアルが1冊に統合されました。旧バージョンの Getting Started Guide に記載されていた情報は、新しいユーザーマニュアルの第 1 章で参照できます。また、Maple 内でのドキュメント作成に関する章が新たに追加されました。
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Copy as MathML メニュー項目
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Copy as MathML 機能により、Maple 内の数式を選択し、MathML でエンコードされた式としてクリップボードにコピーすることができます。コピーした数式は、MathML 言語をサポートするアプリケーションに直接張り付けることができます。この機能を利用するには、[編集(Edit)]メニューまたはコンテキストに応じたメニューに入り、数式を選択後にコンテキストメニューから[Copy as MathML]を選択します。
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