linalg[exponential] - 行列の指数関数
使い方
exponential(A)
exponential(A, t)
パラメータ
A - 正方行列
t - (オプション) 型 name のスカラーパラメータ
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説明
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行列の指数関数 exp(A*t) は A と同じサイズの行列で、次のように定義されます。I を単位行列として、exp(A*t) = I + A*t + 1/2!*A^2*t^2 + ...
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第 2 パラメータが与えられない場合は、行列から第 1 番目の不定元が (もしあれば) 取り除かれ、パラメータとして使われます。
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A の固有値が求められる場合、指数関数は記号的な答を返します。浮動小数点近似を得たい場合は、A 内で少なくとも1個以上の浮動小数点を含む成分を使います。
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コマンド with(linalg,exponential) により、このコマンドの省略形を使うことができます。
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例
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A := array( [[t,0,0],[0,t,0],[0,0,t]] );
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| (2.1) |
| (2.2) |
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B := array( [[-13,-10],[21,16]] );
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| (2.3) |
| (2.4) |
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