コマンド SolveTools[SemiAlgebraic] は方程式と不等式の組み合わせで構成される多項式の解を計算します。

vars を指定しない場合は、コマンドは未知の計算対象の一覧を表示します。

解での方程式と不等式の順番は、vars の変数の順番により決定されます。vars を指定しない場合は、多項式の解に使用された順番が用いられます。

このコマンドは、 SolveTools パッケージの一部で、コマンド with(SolveTools) の後のみに SemiAlgebraic(..) の形式で使用されます。しかし、SolveTools[SemiAlgebraic](..) を使用して長い形式のコマンドでアクセスすることができます。

SolveTools[SemiAlgebraic] コマンドは Maple 16 で導入されました。

Maple 16 における変更点についての詳細は、Maple 16 の新機能 を参照してください。

with(SolveTools):

SemiAlgebraic({x^2+x-1=0, x+y^2<0});

SemiAlgebraic({x^2+x-1=0, x+y^2<0},[y,x]);

SemiAlgebraic({x^2+x-1=0, x+y^2>0});