Sockets[ParseURL] - URL を成分に分解する
使い方
ParseURL(url)
パラメータ
url - 文字列; 分解される URL
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説明
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手続き ParseURL は、URL をその成分ごとに分解するために使用されます。引数 url は、分解される URL を表す Maple の文字列です。
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URL の分解に成功すると、URL を記述するレコードが返されます。
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URL を記述するのに使用されるレコードは、以下のスロットを持ちます:
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scheme
hostname
port
path
user
passwd
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全ての成分が、サポートされている URL スキーム全てに対して意味があるわけではありません。特に、リソースパスは、URL スキームによる解釈を行うためのものです。リソースパスに関するスキーム固有の解釈は、この手続きでは現在提供されていません。
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ある成分が、意味を持たない、または存在しない状態のいずれかで、さらにデフォルト値を持っていない場合には、対応するスロットは値 NULL を持ちます。空の文字列は、URL 内で全く空である、空(長さゼロ)のスロット値として認識します(例えば、telnet://joe:@host.com/path/ と telnet://joe:@host.com/path/ の違い)。
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URL の分解機能は、 Internet RFC 1738 (ftp://ftp.isi.edu/in-notes/rfc1738.txt) で与えられる URL の指定方法に基づいています。その指定方法で登録される URL スキームの全てが、サポートされています。登録されていない URL スキームは、以下の一般的な構文を持ちます:
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<scheme>://<username>:<password>@<hostname>:<port>/<resource-path>
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例
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with( Sockets ):
url := ParseURL( "http://www.maplesoft.com/applications/" );
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| (2.1) |
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url:-scheme, url:-hostname, url:-port, url:-path;
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| (2.2) |
>
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url := ParseURL( "ftp://user:passwd@host.com:2002/path/to/file.txt" ):
url:-scheme, url:-hostname, url:-port, url:-path, url:-user, url:-passwd;
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| (2.3) |
>
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url := ParseURL( "telnet://www.maplesoft.com:80" ):
url:-scheme, url:-hostname, url:-port, url:-path;
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| (2.4) |
>
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url := ParseURL( "unknownScheme://user:passwd@host.com:2002/some/resource?with=search" ):
url:-scheme, url:-hostname, url:-port, url:-path, url:-user, url:-passwd;
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| (2.5) |
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参照
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Sockets パッケージの紹介
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RFC 1738 Uniform Resource Locators (URL) at ftp://ftp.isi.edu/in-notes/rfc1738.txt
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