Sockets[Configure] - ソケットの接続に関するコンフィギュレーションの設定
使い方
Configure(sid, options)
パラメータ
sid - 有効な開かれたソケット ID
options - (オプション) オプション名または等式の列
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説明
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手続き Configure を呼び出すことで、開かれたソケットの接続に関するいくつかの低いレベルのオプションを尋ねたり、修正したりすることが可能です。引数 sid は、コンフィグレーションを設定したいソケットの接続を表す識別子で、有効かつ開かれたソケット ID でなくてはなりません。
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sid 引数に続いて、有効なオプションの名前、または optionName = optionVal の形の等式からなる式列を指定することが可能です。ここで、optionName は有効なオプションの名前を、optionVal はそのコンフィレグーションオプションに対して有効となる値を表します。有効な名前およびオプションに関する情報については、以下に示すConfiguration Options を参照して下さい。
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それ自身に現れるオプションの名前は、そのオプションの現在の値を表すクエリーとして取り扱われます。等式は、等式の右辺にある値をあるオプションの値に設定するという、リクエストとして取り扱われます。対応するオプションについて有効な値を指定しなくてはなりません。
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Configure から返される値は、sid 引数の後ろで呼び出すように渡される引数(各オプション引数ごとに1つ)の数とその長さが等しいような、式列となります。返された式列の中の i 番目の見出しは、(i+1) 番目の引数で名前が指定されたコンフィグレーションオプションの、以前の値となります。
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オプションの構成
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以下の表に、サポートされているオプション、そのデフォルト値、有効な値の型、そして適切な単位を示します。
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Option Default Valid Units
warm false true/false -
buffer system depedent posint bytes
timeout -1 nonnegint seconds
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warm オプションは、通常設定されません。しかし warm が設定されると、システムに対して「接続をそのまま保持する」ようにリクエストが出されます。これにより休止期間の後まで接続が途絶えないようにします。
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buffer オプションは、指定されたソケットに関して、基となる TCP/IP の実行で使用されるバッファのサイズを設定するために使用されます。このオプションは、送信および受信の双方で使用されるバッファのサイズに影響を及ぼします。(送信と受信について、それぞれ独立した設定を行うメカニズムは、現在用意されていません)。デフォルトのバッファサイズは、システムに依存します。最小および最大のサイズが設定可能です。
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timeout オプションは、 持続時間切れのプロトコル を実行するために使用されます。このデフォルト値は、-1 です。この値は、接続に関して持続時間切れの設定が行われていないことを示します。timeout を非負の整数に設定することにより、その接続に関して持続時間切れの設定を行います。この設定は、ソケットに対する読み込み操作をブロックする挙動に影響を及ぼします。
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例
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with( Sockets ):
sid := Open( "localhost", "echo" ):
Configure( sid );
Configure( sid, 'buffer' );
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| (3.1) |
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Configure( sid, 'buffer' = 200 );
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| (3.2) |
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Configure( sid, 'buffer' );
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| (3.3) |
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Configure( sid, 'buffer', 'warm' );
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| (3.4) |
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Configure( sid, 'buffer' = 1024, 'warm' = true );
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| (3.5) |
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