Maplets[Elements][PopupMenu] - ポップアップメニューの定義
使い方
PopupMenu(opts, element_content)
PopupMenu[refID](opts, element_content)
パラメータ
opts - option=value の形の等式; ここで option は reference または visible のいずれか; PopupMenu 要素のためのオプション指定
element_content - 任意の数の Menu, MenuItem, または MenuSeparator 要素; 階層化された Menu 要素はサブメニューを作成します。
refID - 名前または文字列; 要素の参照
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説明
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PopupMenu メニュー要素は、TextField または TextBox 要素内にポップアップメニューを定義します。ポップアップメニューは、テキストフィールドまたはボックスを右クリックすることで、現れます。
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PopupMenu 要素は、任意の数の Menu, MenuItem または MenuSeparator 要素を含むことが可能です。
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PopupMenu 要素は、Maplet, TextBox または TextField 要素の中に含めることが可能です。
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次の表に、PopupMenu 要素のオプションの、制御および使用法について記述します。
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I 列の x は、(要素の定義を行う) 呼び出し手順で指定される、初期化が可能なオプションを示す。
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R 列の x は、呼び出し手順で必要となるオプションを示す。
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G 列の x は、オプションが Get ツールを用いて取得できる、すなわち読み込み可能であることを示す。
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S 列の x は、 SetOption 要素あるいは Set ツールを用いて設定される、書き出し可能なオプションを示す。
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Option I R G S
reference x x x
visible x x x
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opts 引数は、maplet のオプションを設定する、1つまたは複数の以下の等式を含みます。
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reference = name または string
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PopupMenu 要素についての参照を表します。
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この参照、例えば PopupMenu[refID] およびコマンド列内の reference が、両方ともインデックスで指定されている場合、インデックスによる参照が優先されます。
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ユーザが見ることのできるメニューかどうかの設定。デフォルトの値は、true です。
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例
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with(Maplets[Elements]):
maplet := Maplet(
Window([
[TextField['TF1']('popupmenu'='PM1', 'value'="sin(x)"), Button("Exit", Shutdown(['TF1']))],
["Right-click the text field to display the pop-up menu"]
]),
PopupMenu['PM1'](
Menu("Differentiate",
MenuItem("With respect to x", Evaluate('TF1' = 'diff(TF1, x)')),
MenuItem("With respect to y", Evaluate('TF1' = 'diff(TF1, y)'))
),
MenuSeparator(),
MenuItem("Exit maplet", Shutdown(['TF1']))
)
):
Maplets[Display](maplet);
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参照
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diff, Maplets パッケージの概要, Maplets[Display], Maplets[Elements] パッケージの紹介, Maplets[Elements][Button], Maplets[Elements][Evaluate], Maplets[Elements][Maplet], Maplets[Elements][MenuItem], Maplets[Elements][MenuSeparator], Maplets[Elements][SetOption], Maplets[Elements][Shutdown], Maplets[Elements][TextField], Maplets[Elements][Window] Maplets/メニュー要素, Maplets[Tools][Get], Maplets[Tools][Set]
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