Maplets[Elements][ColorDialog] - カラーダイアログの定義
使い方
ColorDialog(opts)
ColorDialog[refID](opts)
パラメータ
opts - option=value の形の等式; ここで option は height, onapprove, oncancel, reference, resizable, title, value, width のいずれか; ColorDialog 要素のためのオプション指定
refID - 名前または文字列; 要素の参照
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説明
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ColorDialog ダイアログ要素は、カラーダイアログを定義します。
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注意: 上記の ColorDialog maplet は、16-bit color を用いて表示されています。ColorDialog 要素の実際の表示は、ディスプレイの色設定に依存します。
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Maplets のダイアログ要素は、事前に定義されたレイアウトを持っています。ダイアログについては、製作者が要素を指定することはできません。これが、例えばボタンやレイアウト要素といった、他の要素を含むことのできる Window 要素との相違点です。
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ColorDialog 要素の特徴は、オプションを用いて修正が可能です。Maplets パッケージでのオプション指定を簡単にするために、等式を用いることなしにあるオプションと内容を設定することが可能です。次の表では、(左側の列に) 要素、記号、および型、そして (右側の列に) 型がデフォルトで割り当てられると入力を行う、対応するオプションまたは内容を一覧表示します。
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Elements, Symbols, or Types Assumed Option or Content
refID reference option
string or symbol title option
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ColorDialog 要素は、Action あるいは、onapprove および oncancel オプションを指定するコマンド要素を含むことが可能です。
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ColorDialog 要素は、Maplet 要素の中に含めることが可能です。
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次の表に、ColorDialog 要素のオプションの、制御および使用法について記述します。
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I 列の x は、(要素の定義を行う) 呼び出し手順で指定される、初期化が可能なオプションを示す。
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R 列の x は、呼び出し手順で必要となるオプションを示す。
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G 列の x は、オプションが Get ツールを用いて取得できる、すなわち読み込み可能であることを示す。
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S 列の x は、 SetOption 要素あるいは Set ツールを用いて設定される、書き出し可能なオプションを示す。
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Option I R G S
height x x x
onapprove x
oncancel x
reference x
resizable x x x
title x x x
value x x
width x x x
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opts 引数は、maplet のオプションを設定する、1 つまたは複数の以下の等式を含みます。
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onapprove = Action あるいはコマンド要素, または Action 要素の参照 (name または string )
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oncancel = Action あるいはコマンド要素, または Action 要素の参照 (name または string )
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Cancel ボタンがクリックされる際に起こる動作。
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reference = name または string
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ColorDialog 要素についての参照を表します。
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この参照、例えば ColorDialog[refID] およびコマンド列内の reference が、両方ともインデックスで指定されている場合、インデックスによる参照が優先されます。
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resizable = true または false
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ユーザがウィンドウのサイズ変更を行えるかどうかの設定。デフォルトでは、false です。
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title = string または symbol
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カラーダイアログのタイトルバーに現れるテキスト。デフォルトのタイトルは、Select Color です。
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value = color specification
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初期状態として選択される色。色の名前、RGBの色構造、または "#RRGGBB" という形の文字列 (ここで各文字の組は 2 桁の 16 進数)を、認識することができます。
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例
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一覧から選択される色あるいは NULL を返す、カラーダイアログを持つ maplet の例:
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with(Maplets[Elements]):
maplet := Maplet(ColorDialog['CD1'](
'onapprove' = Shutdown(['CD1']),
'oncancel' = Shutdown()
)):
Maplets[Display](maplet);
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参照
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Maplets パッケージの概要, Maplets/コマンド要素, Maplets/ダイアログ要素, Maplets[Display], Maplets[Elements] パッケージの紹介, Maplets[Elements][Action], Maplets[Elements][Maplet], Maplets[Elements][RunDialog], Maplets[Elements][SetOption], Maplets[Elements][Shutdown], Maplets[Elements][Window], Maplets[Tools][Get], Maplets[Tools][Set], plot[color]
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