パラメータ最適化テンプレートは、ワークシートに用意されている埋め込みコンポーネントを用いてさまざまな条件でテストを行い、シミュレーションで見込まれる結果をプロットに表示するために使用することができます。
パラメータの最適化 は、Global Optimization Toolbox のコマンドで実行することもできますがこの製品は、MapleSim には含まれていません。この製品に関する詳細は、Maplesoft Global Optimization Toolbox の、下記ウェブサイトで参照してください。
http://www.maplesoft.com/products/toolboxes/globaloptimization/
パラメータを最適化するには、次の手順に従います。
1. MapleSim で、解析する線形システムモデルを開きます。
2. メインツールバーのテンプレートボタン (
) をクリックします。
3. リストから、Optimization を選択します。
4. Attachment フィールドで、テンプレートの名前を入力し、Create Attachment をクリックします。 Maple のパラメータ最適化テンプレートにモデルが表示されます。
5. テンプレートの Parameter Investigation セクションで、Retrieve System Parameters をクリックします。
6. Simulation Settings セクションで、プロットの解析ツールで使用するシミュレーションのオプションを指定します。
7. Parameter Values セクションで、最初のドロップダウンメニューから、テストするパラメータを選択します。
注意:パラメータが選択されると、代入されている値がスライダの横のフィールドに表示されます。
8. スライダとパラメータ値フィールドの横の Range フィールドに、スライダの範囲を指定します。デフォルトの範囲は 0 から 10 ですが、選択されたパラメータ値がこの範囲外の場合は、この限りではありません。
9. 上記手順で、テストしたいその他のパラメータを指定します。
すべてのパラメータを定義したら、スライダを動かしてさまざまな値をテストし、シミュレーションで見込まれる結果をプロットに表示することができます。また、定義したパラメータを Maple のプロシージャに代入し、テンプレートのパラメータ最適化セクションでより詳しい解析タスクを実行することもできます。