LinearAlgebra[MatrixVectorMultiply] - 行列と列ベクトルの積の計算
LinearAlgebra[VectorMatrixMultiply] - 行ベクトルと行列の積の計算
使い方
MatrixVectorMultiply(A, U, outopts)
VectorMatrixMultiply(V, A, outopts)
パラメータ
A - 行列
U - 列ベクトル
V - 行ベクトル
outopts - (オプション) outputoptions=list の形をした等式; 結果として得られるオブジェクトのコンストラクタオプション
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説明
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U が列ベクトルのとき、MatrixVectorMultiply(A, U) 関数は、A . U を計算し列ベクトルを返します。
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V が行ベクトルのとき、VectorMatrixMultiply(V, A) 関数は、V . A を計算し行ベクトルを返します。
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outputoptions オプション (outopts) は、結果を作成する Vector コンストラクタに付加情報 (readonly, shape, storage, order, datatype, attributes) を与えます。
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この関数は LinearAlgebra パッケージの一部ですから、 with(LinearAlgebra) を実行した後にのみ MatrixVectorMultiply(..) の形で使うことができます。ただし、長い形の名前 LinearAlgebra[MatrixVectorMultiply](..) を使えばいつでもアクセスすることができます。
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この関数は、同等なショートカット表記 A.U を持ちます。詳しくは、dot 演算を参照してください。
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例
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with(LinearAlgebra):
u := <1|0|0|2>;
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| (2.1) |
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M := <<5,0,0,0>|<0,1,0,0>|<0,0,2,0>|<0,0,0,1>>;
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| (2.2) |
| (2.3) |
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MatrixVectorMultiply(M,v);
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| (2.4) |
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VectorMatrixMultiply(u,M);
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| (2.5) |
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