Grid[Status] - グリッドサーバーのステータスをクエリー
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説明
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Status コマンドはグリッドのステータスをクエリーし、グリッドに含まれるノードの総数と、計算に利用できるノード数を返します。戻り値は整数二つの数列です。
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これらの数値は、使用している Setup モードにある程度依存します。
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local モードでは、総数と利用可能数はいつも同じになります。最初、ノード数は kernelopts(numcpus) に設定されます。起動されたジョブはこの数を超えることができます。以後、ステータスは現在のセッションで使われた最大ノード数を示します。
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mpi モードでは、グリッド・アウェアのオペレーティングシステムからクエリーしてステータスを返します。これらの数を超えることはできず、総数を超えるノード数を使用するジョブを立ち上げようとするとエラーとなります。また、利用可能数を超えるノード数を使用するジョブを立ち上げようとすると、オペレーティングシステムのスケジューラに従い待ち行列に入れられます。
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hpc モードでは、オートディスカバリー・プロセス中に見つかったノードの数から結果を導きます。ノード総数は、Server コマンドに与えた設定、またはグリッドツールボックスに設定するノード数を教える立ち上げスクリプトに依存します。利用可能なノード数を超えるノードを使用するジョブを立ち上げようとすると、待ち行列には入らず、エラーとなります。別の Maple プロセスが起動されたジョブを実行しているときは、ノードの総数と利用可能数は異なる場合があります。
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hpc と mpi の両モードとも、数値は Status コマンドの実行直後のスナップショットに基づいています。他のクライアントからジョブが立ち上がったり現行のジョブが終了することはいつでもありうるので、数値が返されたときにはすでに無効になっていることがあります。
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互換性
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Grid[Status] コマンドは Maple 15 より導入されています。
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例
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(totalNodes,availableNodes) := Grid:-Status();
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