DynamicSystems[Observable] - 状態空間システムの可観測性の判別
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使い方
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Observable( sys, opts )
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パラメータ
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sys
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System; 判別対象のシステムオブジェクト
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opts
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(optional) option = value の形式の方程式; Observable コマンドのオプション値
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説明
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Observable コマンドは、状態空間システム sys が観測可能なシステムかどうかを判別します。
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sys が観測可能である場合は true を返し、それ以外の場合は false を返します。
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可観測性を判別する方法は 2 つあり、method オプションで選択します。
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staircase method では sys の A および C 行列に可観測の階段変換が適用されます。結果として得られる観測可能なサブシステムの状態行列の次元が A と等しい場合、システムは観測可能で、それ以外の場合は観測不可能です。
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sys が状態空間システムでない場合はエラーが発生します。
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オプション
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opts 引数は option = value 形式で指定する任意の引数で、option には以下に説明されている名前のいずれかを指定できます。これらの引数はキーワードパラメータで、方程式の左辺がキーワード、右辺がその値です。各キーワードパラメータにはパラメータが渡されない場合に使用する初期値が割り当てられています。
以下は各キーワードパラメータの説明です。各説明の 1 行目は左辺にキーワード、右辺に値の型で引数の形式を示しています。真偽 (truefalse) 型の場合、キーワードのみを渡すことは真 (keyword = true) を渡すことに相当します。
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method = staircase または rank
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可観測性を判別するための method を選択します。デフォルトは staircase です。
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例
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| (5.1) |
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| (5.2) |
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| (5.3) |
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| (5.4) |
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| (5.5) |
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