CodeGeneration[Matlab] によって生成された MATLAB コードは MATLAB version 6.5 (R13) の規格に従います。

CodeGenerationDetails ヘルプページに記載されている関数のほかに、CodeGeneration[Matlab] では次の Maple 関数を使用できます。
cat、ceil、および floor

一般に、CodeGeneration[Matlab] で使用できる数学関数は、MATLAB ライブラリの関数に変換されます。また、Maple 記号 Pi は定数 pi に変換されます。

CodeGeneration[Matlab] は printf 文を Print に変換しますが、printf 書式の文字列については限定された分析しか実行しません。そのため、書式設定の指示 (たとえば、小数点の精度など) の一部は変換時に無視されます。

MATLAB 6.5 では長い識別子を使用することができますが、MATLAB の旧バージョンとの互換性を確保するために、31 文字を超える識別子は変換時に変更されます。

元のコード内の try/catch/finally 節はすべて MATLAB の try/catch ブロックに変換されます。Maple 入力に複数の catch が存在する場合、MATLAB 出力の catch 節に lasterr の値をテストする if 文が含められます。

Maple モジュールは MATLAB ではディレクトリに相当します。モジュールメンバーのプロシージャはこのディレクトリ階層の  ファイルに対応します。すべてのプロシージャは順番に MATLAB コマンドで表示されます。コメントによって、コードを配置するのに適当なディレクトリ階層の位置が示されます。モジュールメンバーのエクスポートされるプロシージャは  というコメントを先頭にして変換され、ローカルなプロシージャには  というコメントが付けられます。プロシージャではないモジュールのローカル変数はグローバル変数として宣言されます。